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PROFILE

9歳の頃より、地元福岡を中心としたさまざまなイベントで歌い始め、アマチュアとして数多くのキャリアを積んだ。22歳からジャズ・ボーカルの本格的な勉強をスタートした。師事したのはジャズ・ピアニストの立花洋一だった。

1993年バークリー音楽大学出身で博多に帰ってきていた気鋭のピアニスト内田浩誠の率いるユニットでヴォーカルを担当し、この頃から彼女の歌は注目され始め、1996年、“BLUE NOTE FUKUOKA”で岩崎大輔&新田治生&マンボ・キングスと共演した。

1998年には“BLUE NOTE FUKUOKA”で行われたガーシュイン生誕百周年記念イベントにバークリー音大出身の岩崎大輔トリオと一緒に出演。2002年にはニューヨークに短期滞在して本場のジャズを肌で感じる体験をし、ハーレムの“レノックス・ラウンジ”で飛び入りで歌った。

2003年には再び“BLUE NOTE FUKUOKA”にMAYUMI&牧田正昭クインテットで出演した。ギターの牧田正昭とはデュオを組んで歌ったりしている。2006年アクロス福岡主催“JAZZ at ACROS Vol.2”に出演。

2009年には有名な村上ポンタ秀一と地元ミュージシャンとのライブを行っている。

そして彼女のキャリアとして注目されるのが、1997年~2004年にシーホーク・ホテル・アンド・リゾート(ヒルトン福岡シーホーク)で専属ヴォーカリストを勤めたことだ。ここで7年間歌ったのが、彼女の歌を成熟させたに違いない。

​文・岩浪洋三(ジャズ評論家)

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